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東芝インフラシステムズがローカル5G免許取得、22年度目処にサービス創出目指す

 東芝インフラシステムズは、総務省関東総合通信局からローカル5Gの無線局免許の交付を受けた。周波数は28GHz帯と2.5GHz帯(自営等BWA)。

 同社は東芝府中事業所において、現場のニーズに合わせ柔軟なエリア設計や高いセキュリティと安定性のあるシステムを構築、年内にもトライアルサービスの形でローカル5Gを稼働させるという。

 2021年以降は、大容量映像伝送や無人搬送車制御、作業員からデータを収集・解析するIoH(Internet of Human)などに取り組む。

 加えて、量子暗号通信やリアルタイム仮想化といった東芝グループ内の研究開発技術の実証やパートナー企業との共創も推進。インフラサービスカンパニーとして2022年度のローカル5G向けサービスや製品の事業化を目指す。