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総務省、eSIM普及など検討のタスクフォース設置へ――円滑なキャリア移行の実現目指す

 総務省は12日、「競争ルールの検証に関するワーキンググループ第11回」の中で、円滑なキャリア間の乗り換え実現に向けて「スイッチング円滑化タスクフォース(仮称)」を設置する意向を明らかにした。

 モバイル市場の公正な競争環境の整備を目指した「アクション・プラン」に基づいて、ユーザーが携帯電話キャリアを円滑に乗り換えられる環境の実現のため、集中的に専門的・技術的な検討を目的として設置される。

 主な検討課題としては、eSIMの促進、SIMロック解除の一掃の推進、キャリアメールの持ち運びの実現に向けた検討、MNP手続きのさらなる円滑化に向けた検討、その他スイッチングの円滑化に係る課題とされている。

 想定されているスケジュールとしては、近日中に第1回検討を開始、関係者ヒアリングなどを経て2021年3月頃に取りまとめ案を提出するとしている。