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NTTドコモと竹中工務店、人物混載のAI配車システムの実証実験を大阪で実施

 NTTドコモと竹中工務店は、ドコモの「AI運行バス」システムを活用した「建設MaaSオンデマンド移動&搬送」実証実験を、大阪市内で11月30日まで実施している。

 同社では、建築現場におけるデジタル技術の活用を推進しており、建設現場内のデジタルトランスフォーメーション(DX)に加えて、今回現場外にもデジタル技術活用推進へ取り組む。

 「AI運行バス」は、ドコモが提供するAIによるオンデマンド配車サービス。今回は、この「AI運行バス」のシステムを活用し、オンデマンドの人とモノの貨客混載輸送の検証を行う。

実証実験エリア

 人に移動時間を削減しながら、モビリティ移動を活用したモノの運搬を、同システムを活用して利便性高く簡単に行うことを目指す。

 車内では、新型コロナウイルス感染症対策のほか、車酔い軽減対策やノートパソコンで作業しやすい環境整備を行い、移動時間でも快適に仕事できる「価値ある時間」にする取り組みも行う。

アプリで配車予約
運転席に表示されるルート、AIが自動で最適なルートを算出する
ワゴンタイプの車両
乗り合いで移動する
車内では、車酔い軽減対策など実施
車両ルートなど遠隔でも確認する
乗用車タイプの車両
資材など混載で運行する