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「KDDI ビジネスコールダイレクト」と「Cisco Webex Calling」が連携、相互の内線通話が可能に

 KDDIは、法人向け内線ソリューションサービス「KDDI ビジネスコールダイレクト」と、クラウド電話サービス「Cisco Webex Calling」の連携により、両サービス間で相互に内線通話ができるようになったと発表した。

 今回の連携により、「KDDI ビジネスコールダイレクト」で構築した内線番号体系を維持しつつ、新拠点には「Cisco Webex Calling」を導入するといった運用が可能になった。

 両サービスの連携は、Webexでは仮想内線機能を、KDDI ビジネスコールダイレクトではオンネット機能で行われる。追加機器の設置や主装置(PBX)の設定変更は不要だが、KDDI ビジネスコールダイレクト側では基本料などに加えて、オンネット事業所利用料が別でかかる。

 「KDDI ビジネスコールダイレクト」は、auの携帯電話やKDDIの固定電話を内線電話として利用できるようにする法人向けの定額サービス。2020年10月時点で約7500社が利用しているという。KDDIでは、2019年10月から「Cisco Webex Calling」の提供を開始していたが、これまで、両サービス間での相互通話は実現していなかった。