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iPhone 12をMagSafeで充電する方法――ケースの素材やクレジットカードに注意
2020年11月2日 12:38
アップルは、iPhone 12シリーズでMagSafe充電器の利用方法や、注意事項の説明ページを公開した。MagSafe充電器は、Qi対応デバイスでも利用できるほか、カード類やケースの材質に関する注意事項などを紹介している。
利用できるデバイス
MagSafe充電器が利用できるデバイスは、iPhone 12シリーズ(iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max)や、アップルのMagSafeアクセサリ、Qi対応デバイスやアクセサリーで利用できる。
使用方法
利用するアダプターは20W以上を推薦
MagSafe充電器を利用する際は、USC Type-C対応のACアダプターが別途必要となる。
アダプターの出力が12W以上あれば、利用できるが、20W未満では充電速度が遅くなるため、アップルでは20W以上の出力に対応するアダプターの利用をすすめている。
異物に注意
充電する際は、MagSafe充電器をまわりに金属類や異物がない平らなところにおき、アダプターを接続、iPhoneをディスプレイを上向きにしておくと充電が始まる。
iPhoneは、充電前にクレジットカードやICカードなど異物が挟まらないようにする。また、金属のケースや分厚いケースは取り外す必要がある。また、MagSafeケースはそのまま利用できるが、MagSafe対応のiPhoneレザーウォレットは取り外すよう案内されている。
注意事項
MagSafe充電器とiPhone 12シリーズは、磁力を利用して固定する。このため、クレジットカードなど磁気ストライプやICチップを利用するものは、カードが利用できなくなるため充電前にiPhoneケースから取り出しておくとともに、デバイスと充電器の間に挟まないようにしておく必要がある。
ほかのワイヤレス充電器と同じように、充電中はiPhoneやMagSafe充電器が発熱することがある。iPhoneは、バッテリーの寿命を維持するため、高温時はバッテリーの充電に制限をかけることがあるが、温度が下がると充電を再開する。
また、MagSafe充電器に載せたiPhoneが、Lightningケーブルで電源に接続している場合、iPhoneはLightning経由で充電され、ワイヤレス充電はされない。
なお、iPhoneをレザーケースに入れたまま、MagSafe充電器で充電した場合、ケースに丸い接触跡が残る場合があると案内している。