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d払いで12月以降から始まる新サービス、「請求書払い」など

 NTTドコモは、キャッシュレス決済サービス「d払い」の、12月以降から始まる「請求書支払い」「テーブルオーダー」「新販促プログラム」の3つのサービスを発表した。

請求書支払い

 d払いの新機能「請求書支払い」は、公共料金の払込票など、バーコード付きの請求書を、「d払いアプリ」から代行収納できる機能。コンビニや金融機関に行かずに、料金を支払える。12月中旬以降から提供する。

 ユーザーは、「d払いアプリ」に導入される「請求書払い」アイコンをタップし、手元の払込票などのバーコードを読み込むことで支払える。リアル店舗で支払い時に利用する「QRコード読み取り画面」でも支払える。

 支払いは「d払い残高」のみ対応する。「クレジットカード払い」からは支払えない。

テーブルオーダーのミニアプリ

 d払いアプリのミニアプリ「テーブルオーダー」機能を12月下旬以降から提供する。店舗スタッフとのやり取りを極力少なくでき、非接触かつ安心して利用できるほか、店舗側の業務効率化にも貢献する。

 ユーザーは、座席のQRコードを「d払い」アプリで読み取り、席に座ったままアプリ内で注文できる。会計のシーンでは、支払い方法を選択する。「d払い」で決済する場合、アプリ内で決済し、スタッフからレシートを受け取るだけで支払いが完了する。

スーパー販促プログラム

 d払い加盟店向けに、ユーザーに直接販促活動できる「スーパー販促プログラム」を、2021年1月下旬以降提供する。

 加盟店は、店舗で「d払いで決済したユーザー」や「dポイントカードを提示したユーザー」に向けて、販促メッセージやクーポンを配信できる。購買情報や年齢、性別、地域などの条件を組み合わせたグループを作成して配信できるため、ターゲットを絞ったよりこまやかな販促ができる。

 購入時のレシートに付属するクーポンをデジタル化したようなイメージで、決済時にクーポンが貰えることで、ユーザーの再来店への意欲を高められる効果が期待できる。

 ユーザーは、「dポイントクラブ」のサイトや「d払いアプリ」のメッセージ欄で販促メッセージを確認できる。d払いアプリでは今後、ミニアプリがホーム画面から確認できるようになり、QRコードは一度タップすることで表示されるようになる予定という。

メッセージ欄。取得したクーポンを確認できる

 サービス開始当初、同サービスに対応する店舗は、エディオン、ココカラファイン、ココス、ジョリーパスタ、すき家、高島屋、多慶屋、ビッグボーイ、ファミリーマート、Fukuya、フタバ図書、マツモトキヨシ、やまや、ローソン、ローソンストア100の予定。