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ドコモ、台風14号被災者へ支援――修理代金減免や支払期限延長など

 NTTドコモは、台風14号により被災した地域のユーザーを対象に支援措置を実施する。

 対象となるユーザーは、「契約者住所」や「請求書送付先住所」、「ドコモ光設置場所住所」などのいずれかが、東京都三宅村と御蔵島村のユーザー。

携帯電話料金や手数料の減免

 10月31日まで、被災により携帯電話を破損、故障、紛失したユーザーには、携帯電話購入時の特別割引を実施する、また、被災した携帯電話の故障修理代金の一部減免などを実施する。

 なお、ケータイ補償サービスに加入するユーザーは、同災害の被災を理由に同サービスのサポートを受けられる。

 また、代替機を利用するユーザーが、代替機を同災害により破損や故障させてしまった場合は、賠償金の請求は行わない。

 このほか、被災した携帯電話の「ケータイデータ復旧サービス」利用料の無償化、電池パックやACアダプタ、ポケットチャージャーの無償提供などを行う。

 いずれも対象地域のドコモショップで受け付ける。

ドコモ光の基本料金などを無償化

 同災害による避難などで、ドコモ光のサービスを利用できなかったユーザーについて、ドコモへの申し出により利用できなかった期間分の基本料金などを無料化する。

 また、被災により仮住居へ転居する場合、ドコモ光の移転工事料金や手数料を無料にする。なお、長期利用不可などのためドコモ光を解約する場合、定期契約の解約金の免除や基本料の日割り対応などを行う。

 なお、避難指示や避難勧告が、発令されてから解除までの期間が24時間以上となる地域や、通信局の故障や停電によりドコモ光が使えなかった期間が24時間以上の地域のユーザーは、申し出がなくても期間中の「ドコモ光」基本料金などを1日単位で無料にする。

 このほか、被災したルーターなどの機器の無償提供や「ひかりTV for docomo」の基本料金の返還などを実施する、

 いずれも10月31日まで、対象地域のドコモショップやインフォメーションセンターなどで受け付ける。

料金支払い期限の延長や失効dポイントの返還

 携帯電話や「ドコモ光」などの利用料金を、ドコモショップやコンビニエンスストア、金融機関の窓口で支払う対象のユーザーについて、10月請求分の利用料金の支払期限を11月30日まで延長する。

 このほか、10月10日~31日までの期間、同災害によりdポイントの利用ができず有効期限切れで失効したポイントについて、dポイントカスタマーセンターへの申し出で、失効ポイントの返還を行う。