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京セラ、光学迷彩技術や空中ディスプレイ採用のコンセプトカー「Moeye」

 京セラは、コンセプトカー「Moeye」(モアイ)を発表した。

 Moeyeは、車内空間にフォーカスした未来のコクピットをオリジナルデザインの車両で実現したコンセプトカー。

 ダッシュボードは一見するとなにも無いが、独自の光学迷彩技術により透明化、前方の風景をより広く見通せる。ダッシュボード上には空中ディスプレイが備えられ、オリジナルキャラクター「モビすけ」がナビゲートしてくれる。

 ルーフとドアライトには、繊細な色彩表現が可能な京セラのLED「CERAPHIC」を採用。朝夕の自然光を自由に変調させ、快適な空間を作り出せるという。

 また、京セラ製の京都オパールがドア内側へ、人工オパールがセンターコンソールにそれぞれ配置されている。

 視覚的な部分以外でも、ボタン押下の感触を再現するHAPTIVITYをインパネとセンターコンソールへ搭載。リアルな感触な操作を実現しており、ヘッドレストなどに搭載された振動スピーカーでクリアなサウンドを提供する。

 このほか、車内にはアロマ芳香器が設置されており、5種類の香りで気分に応じた快適空間の演出に寄与する。