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ソフトバンクG、ブライトスターを売却

 ソフトバンクグループは、同社の100%子会社である、ブライトスター グローバル グループ(Brightstar Global Group、BGG)の株式を全て売却する。BGG子会社のブライトスターは、携帯電話端末の物流・在庫管理、卸売などを手がける。

 売却先は、米国の投資ファンドであるブライトスター キャピタル パートナーズが新たに立ち上げる子会社。社名は似ているが、両社に資本的な関係はない。ただ、BGG側の経営陣がかつて退職し、立ち上げたのがファンド側のブライトスターという。

 対価としてソフトバンクグループは、現金と、売却先の子会社の株式25%を受け取る。年度内にも完了する見込み。

 ブライトスターは、米国の携帯電話端末販売会社。2014年1月にソフトバンクが買収していたが、当時は米通信会社のスプリント(Sprint)を配下にしており、通信と端末販売の両面を押さえる格好だった。しかし、「戦略的持株会社」として見直しをした結果、ブライトスターを連結対象から外すことになった。

 ブライトスター創業者のマルセロ・クラウレ氏は、現在、ソフトバンクグループの取締役副社長を務めている。