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「ドコモ口座」への銀行口座登録は当面停止、本人確認強化も

 NTTドコモは、ウォレットサービス「ドコモ口座」で不正利用が起きていることを受けて、10日から銀行口座35行の新規登録を当面、停止する。すでに登録済みの場合、チャージ機能が継続するかどうかは、金融機関側が定めることになるという。

 あわせて本人確認を強化する。ドコモ口座に銀行口座を登録する際には、オンライン確認システム(eKYC)を実施するようにする。

 また「ドコモ口座」のアカウント作成時にはSMS認証が導入される。

 これらの対策は10月中の実現を目指す。どちらもドコモ口座と銀行口座を紐付ける際の対策と位置づけられる。

 ドコモでは「被害を受けられたお客さまにお見舞い申し上げるとともに、補償については銀行と連携し、真摯に対応してまいります」としている。

 ドコモによれば、現時点で把握している被害は、34件で総額約1000万円とのこと。