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ソフトバンク、誤差数cmの高精度測位サービス「ichimill」が日立建機の建設現場向け計測アプリに採用

利用イメージ

 ソフトバンクは、同社が法人向けに提供する高精度測位サービス「ichimill」(イチミル)が、日立建機が提供する、スマートフォンで建設現場の進捗管理や土量計測ができる「Solution Linkage Survey Advanced」に採用されたことを発表した。「ichimill」が建設機械メーカーで採用されたのは初めて。

 「ichimill」は、準天頂衛星(QZSS)「みちびき」やGPSなどの衛星測位システム(GNSS)から受信した信号と、ソフトバンクが独自に設置した電子基準点を利用して、誤差数cmの高精度な位置測位を実現するRTK(Real Time Kinematic)測位を提供するサービス。ソフトバンクLTEエリアで提供されるため、全国のほとんどの場所で利用できる。

測位イメージ

 「Solution Linkage Survey」は、スマートフォンで盛土など計測対象の動画を撮影するだけで、土木工事の作業で発生する土量を測定できるほか、土木工事現場の進捗管理が行えるサービス。スタンダード版とアドバンス版の2種類を提供する。

Solution Linkage Surveyのラインアップ

 ichimillで提供される2種類の信号を同時に受信できる2周波対応のGNSSアンテナをスマートフォンと接続して利用することで、これまで十数分かかっていた計測の準備時間を1分程度に短縮できるようになる。

 従来のRTK測位サービスでは、アンテナや受信機の購入費用のほか、位置補正情報を提供する事業者に支払う月額数万円程度のサービス料が発生していた。「Solution Linkage Survey Advanced」では、スマートフォンやGNSS受信機などの機器と測位サービスをパッケージ化して月額制で提供するため、ランニングコストを最大7分の1程度に抑えられるという。

ソフトバンクが提供するGNSS受信機