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ソフトバンクグループ、米Tモバイルの株式を売却へ

 ソフトバンクグループは、米国の携帯電話会社であるT-Mobile(Tモバイル)の株式について、売却取引を開始すると発表した。

 同社では最大4.5兆円の保有資産を売却・資金化する方針を掲げており、Tモバイル株式の売却もその取り組みの一環として実施されるもので、最大1億9831万株を売却する。全て売却した場合の総額は、22日時点のTモバイル株価終値106ドルで計算すると、約2兆2471億円となる。ただし売却価格は決まり次第、公表される。調達した資金は、最大2兆円の自己株式取得や負債の償還などに充当される予定。

 取引は6月26日までに完了する予定。売却される株式の数によって、引き続きTモバイルが関連会社になるか、除外されるかが変わり、ソフトバンクグループの業績への影響も変わると案内されている。