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ドコモ、「Galaxy S20+」「Xperia 1 II」の発売が6月以降へ――ソーシャルディスタンスの確保が課題に

 NTTドコモは、2020年春夏モデルの5G対応スマートフォン「Galaxy S20+ SC-52A」は5月下旬以降発売から6月以降発売へ、「Xperia 1 II SO-51A」は4月下旬以降→5月下旬以降→6月以降へと発売日が変更になった。

 一方、他社では多少の延期はあるが上記2機種含めて5月末から6月にかけて発売日を決定しており、5Gデバイスの不具合などではなさそうだ。

理由は新型コロナによる窓口混雑を考慮して

 同社によると、新機種の発売に伴う窓口の混雑の可能性を考慮して、新機種の発売をいずれも変更しているとのこと。

 緊急事態宣言が解除されたが、新しい生活様式としてソーシャルディスタンスの確保が求められている。同社としても、店舗の混雑でソーシャルディスタンスが守られない状況を避けるべく、ユーザーが集まりやすい新機種の発売を延期している。

 緊急事態宣言の解除を当初5月6日までとしていた頃に一度発売の延期を発表しており、同宣言の解除が先延ばしになったことで、機種の発売日も再変更する形となった。

 同社では、全国のドコモショップの実店舗の窓口を6月10日以降通常営業に戻すことから、この先の実店舗の混雑の様子を見つつ新機種の発売日を決定するとしている。

 緊急事態宣言中に発売されたiPhone SE(第2世代)の実店舗での新規予約・販売に関しては、5月末までに新規契約やすでに予約しているユーザーのみの販売制限を設けていたり、同社では実店舗での混雑にはシビアになっている印象を受ける。

 発売延期した機種の発売日は決定次第告知するとしているが、少なくとも窓口の混雑が落ち着くまでは、新機種発売日の変更や予約・販売の制限がかかるものと予想される。

【お詫びと訂正】
 初出時、タイトルに発売日が6月下旬へと掲載しておりましたが誤記でした。正しくは、6月以降の発売です。お詫びして訂正いたします。