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楽天モバイルとNEC、オープンRAN対応の5G基地局用無線機を量産スタート

 楽天モバイルとNECは、連携して開発した5G基地局装置の無線装置(Radio Unit、RU)の量産を開始した。

 さまざまな企業の製品を活用できる基地局向けのオープン仕様であるオープンRANに対応する。NECプラットフォームズの福島事業所で量産がスタートし、第1号機を出荷。RUには、3.7GHz帯対応のMassive MIMOアンテナ(超多素子アンテナ)を採用しつつ、小型・軽量・低消費電力を実現したという。

 東京エリアから設置される予定で、6月から楽天モバイルがスタートする5Gサービスで活用される。

左からタレック・アミン氏(楽天モバイル 代表取締役副社長兼CTO)、平井 康文氏(楽天モバイル 取締役副会長)、山田 善久氏(楽天モバイル 代表取締役社長)、森田 隆之氏(NEC 代表取締役 執行役員副社長 兼 CFO)、河村 厚男氏(NEC 執行役員常務)
新たに開発、量産されることになったRU