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auの型番ルールが変更、5Gにあわせて
2020年3月23日 20:46
KDDIと沖縄セルラーは、3月26日に開始される5Gサービス「au 5G」にあわせて、5Gスマートフォン7機種を発表した。発表された機種の型番規則はこれまでと異なり、「(メーカー名のアルファベット2文字)G(通し番号2桁)」となった。
今回発表された機種の一例を挙げると、ソニーモバイル製の「Xperia 1 II」は「SOG01」。これは、「メーカー名を表すアルファベット2文字(SO)」、「5G対応を表す1文字(G)」、「通し番号2桁(01)」という構成だ。
命名規則の変更は5G対応が型番で分かる形にするために行われた。これまでも同社は、WiMAX対応の場合は「ISW(通し番号)(メーカー名)」、LTE対応の場合は「(メーカー名)L(通し番号)」、VoLTE対応の場合は「(メーカー名)V(通し番号)」といったように通信規格にあわせたアルファベットを型番に入れてきた。
通し番号については、今回、01からスタート。これまでを振り返ってみると、LTEスマートフォンが登場した際は「HTL21」など、“21”から番号が割り振られ、VoLTE対応スマートフォンが登場した際は「LGV31」など、“31”からスタートしてきた。5Gスマートフォンが01から始まった理由は、5Gにより、世代が変わったことを表すためで、01からスタートさせた。
今後、4Gスマートフォンが登場する場合、型番ルールについては、これまでの形式が継続されるか、新たなルールができるかどうかも含めて未定だという。
機種 | 発売日 |
Xperia 1 II SOG01 | 5月以降 |
Galaxy S20 5G SCG01 | 3月26日 |
Galaxy S20+ SCG02 | 5月下旬以降 |
AQUOS R5G SHG01 | 3月27日 |
OPPO Find X2 Pro OPG01 | 7月以降 |
Mi 10 Lite 5G XIG01 | 7月以降 |
ZTE a1 ZTG01 | 7月以降 |
【訂正 2020/03/24 21:11】
記事初出時、型番内の「G」について由来に関する記述がございましたが、その後、KDDIが特別な由来はなく5G対応スマートフォンであることを示すものと見解が訂正されました。これにあわせ本記事から当該部分を削除いたしました。