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ファーウェイ、AppGalleryの安全性と信頼性についてのビジョンを表明

 ファーウェイは、同社のアプリ配信プラットフォーム「AppGallery」(アップギャラリー)のビジョンを発表した。

 AppGalleryは、ファーウェイが独自に運営するアプリ配信プラットフォーム。そのほかのメーカーのAndroid端末における「Google Play」に相当するもので、米国からの制裁問題に関連してグーグルの「GMS」(Google Mobile Service)を搭載できなくない機種ではAppGalleryを含むファーウェイ製のアプリ・サービスを提供する「HMS」(Huawei Mobile Service)を搭載している。

 今後、ファーウェイでは5Gで変革していく世界を見据え、AppGalleryを通じて安全で信頼性の高いモバイルアプリエコシステムを構築するとしている。

 ファーウェイ コンシューマー・ビジネス・グループのリチャード・ユー氏は「プライバシー管理は常にファーウェイの理念の中核にある。プライバシー保護とサイバーセキュリティはファーウェイのすべての事業運営における最優先事項だ」と語り、「HUAWEI AppGalleryでは、最も厳格なプライバシーおよびサイバーセキュリティソリューションを有している」とコメントしている。

 App Galleryでは、安全なアプリが運用できるよう、開発者実名検証や4段階のレビュープロセスを敷いているほか、生体認証データなどの個人情報がファーウェイデバイスの外部で、処理されることはなく個人情報を完全に管理することが可能だとしている。

 また、英国メディアのNews UKとの協業により正確な最新ニュースをユーザーに提供しているとしているほか、1GBのスペースに2000個以上のアプリを収容できる「QuickApp」など先進的なソリューションを公開していることをアピールしている。

 AppGalleryでは現在、月間アクティブユーザー4億人、170以上の国と地域においてサービスを展開している。