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ファーウェイ、「HMS」普及に向けて日本のアプリ開発者をサポート

 ファーウェイ・ジャパンは、11月14日に開催した新製品発表会で、アプリ開発・配信などのための独自エコシステム「ファーウェイモバイルサービス(HMS)」の普及に向けた取り組みを発表した。

 今回、日本市場向けに発表された新機種「HUAWEI nova 5T」はグーグルモバイルサービス(GMS)に対応し、Playストアからアプリをインストールできる(※関連記事)。一方、9月に海外で発表された「HUAWEI Mate 30」シリーズはGMSに対応しておらず、独自エコシステムのHMSのみとなっている。

 ファーウェイデバイス 日本・韓国 リージョンプレジデントの呉波氏は、「HMSに登録すれば世界中の5.7億ユーザーにサービスアップを提供できる」とアプリ開発者がHMSに参入するメリットをアピールした。

 同社はシャイニングスタープログラムという開発者支援プログラムを開始し、HMSエンジニアチームによる開発者サポートを行う。同プログラムには、全世界合計で10億ドルの資金を投資する。

 すでに独自ストア「AppGallery」で提供されてダウンロード数が伸びているアプリの例としては、アジアでシェアの高い配車アプリ「Grab」が3カ月間で300万ダウンロード、ブラウザの「Opera Mini」が1カ月間で80万ダウンロード、レースゲームの「Nitro Nation」が2カ月間で126万ダウンロードを記録している。

 また、HMSに関心を寄せる開発者のために「ファーウェイ開発者大会(HUAWEI Developer Day)」を各国で開催。東京で開催予定があることも明かされた。