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ソラコム、ブラウザ操作だけで使い始められるLTE-M対応IoTセンサー

 ソラコムは、LTE-M対応のIoTデバイス「GPS マルチユニット SORACOM Edition」を発売した。価格は1万1000円(税別)。

 GPS、温度、湿度、加速度を計測する4つのセンサーが搭載され、LTE-M通信に対応。ソラコムのIoT SIM(plan-D、plan-KM1)をセットして利用できる。外部給電のほか、バッテリー駆動も可能。

 通信設定が入った状態で提供され、ブラウザ経由で「取得するセンサー値」と「取得タイミング」を設定するだけで運用を開始できる。「SORACOM Lagoon」を利用すれば、収集したデータをグラフ化して閲覧したり、メールやSlackなどとの連携設定も専門知識なしで行える。

 ユースケースとしては、社用車や物流コンテナの追跡、倉庫の温湿度管理、屋外の作業環境における熱中症対策、農林業における単独作業者の安全管理などを想定する。

 GPSマルチユニットの大きさは約83×49×13.8mm、重さは約63g。1500mAhのバッテリーを搭載する。LTE-M(LTE Cat.M1)に対応し、SIMカードサイズはnano SIM。位置情報サービスはGPS/GLONASS/みちびきに対応する。