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アナログテレビ跡地の放送サービス「i-dio」、2020年3月に放送終了
2019年12月26日 12:47
ジャパンマルチメディア放送は、マルチメディア放送サービス「i-dio」を2020年3月31日に終了すると発表した。なお、喜多方市、焼津市、加古川市で運用されている防災情報広報システム「V-ALERT」は継続する。
i-dioは、地上アナログテレビ放送の終了で空いたVHF-Low帯を再利用し、2016年に開始したマルチメディア放送サービス。映像や音などさまざまな形式のデジタルデータを配信できる規格を利用しており、音声放送を中心に複数のチャンネルを放送している。2018年には、地域・時間帯限定で“ハイレゾ級の高音質”をうたう音楽専門チャンネル「i-dio HQ Selection」も開設された。
当初は東京、大阪、福岡の3地域から始まり、ジャパンマルチメディア放送グループの東京マルチメディア放送、北日本マルチメディア放送、中日本マルチメディア放送、大阪マルチメディア放送、中国・四国マルチメディア放送、九州・沖縄マルチメディア放送によって各地域に展開。一部地域では地元FM局の24時間サイマル放送も行っている。
なお、開始当初からフラッグシップチャンネルと位置付けられていた、エフエム東京子会社のTOKYO SMARTCASTが手がける「TS ONE」は2019年9月末に終了。同社は10月に解散した。