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関越自動車道で「AI渋滞予知」、ドコモとNEXCO東日本

 東日本高速道路(NEXCO東日本)とNTTドコモは、関越自動車道における「AI渋滞予知」の実証実験を12月20日14時に開始する。

 AI渋滞予知は、ドコモの携帯電話ネットワークを利用した「モバイル空間統計」とNEXCO東日本が保有する過去の交通量や渋滞などのデータを基に、所要時間や交通需要を予測するサービス。NEXCO東日本のWebサイト「ドラぷら」で30分ごとに配信される。

 AI渋滞予知の実証実験は東京湾アクアラインでも行われている。今回の実験では従来の内容に加えて、他の高速道路との接続の影響や季節による需要の変化を考慮し、予測精度を高める。

 関越自動車道での実証実験は2020年3月末まで実施予定。効果検証の後、他路線への展開を含め、2020年度の本格導入に向けて検討を進める。