ヤフーは、地域情報サービス「Yahoo!ロコ」のスマートフォン版で、飲食店の空席情報をリアルタイムに提供する実証実験を開始した。赤坂・赤坂見附エリアの飲食店約50店舗を対象に、2020年3月31日まで実施する。
期間中、各店舗のテーブルに人感センサーを設置して空席情報を収集し、特設サイトで「空席あり」「混雑」「満席」といった情報を提供する。
同社は2019年1月にも同様の実験を実施。空席情報のリアルタイム提供に向けた取り組みを通して、外食産業の売上の多くを占める事前予約なしの「ウォークイン利用」の最適化を目指す。今回は店舗数を拡大し、実践的な利用状況や効果の検証を進める。