ヤフー、IoTで“今すぐ入れる居酒屋”が分かる実験

　ヤフーは、飲食店予約サービス「Yahoo!ダイニング」において、IoTセンサーを活用して飲食店の空席情報をリアルタイムに表示する実証実験を行う。期間は1月24日～2月26日。

　対象店舗では、テーブルに空席判定用の人感センサーを設置する。送信された情報を元に、Yahoo!ダイニング内の特設ページで「空席あり」「残りわずか」「混雑中」といったおおよその状況を表示。手動でのデータ入力を不要とすることで店舗側の負担を軽減しつつ、利用客の「今すぐ入れる居酒屋を探したい」というニーズに応える。

　新宿エリアの居酒屋を対象に実施され、「旨唐揚げと居酒メシ ミライザカ 新宿西口店」「坐・和民 新宿西口店」「ニッポンまぐろ漁業団 新宿西口店」「北海道 新宿西口店」「北海道シントク町 塚田農場 新宿西口店」「宮崎県日南市 塚田農場 新宿西口郵便局前店」の6店舗が対象となる。

　ヤフーでは今回の実証実験を通じて、店舗への来客数がどれだけ増加するかを検証。結果を踏まえて、「Yahoo!ダイニング」への機能実装や、レストランやカフェなどへの飲食店対象拡大を検討する。