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OpenStreetがスクーターシェアサービスを展開、「HELLO SCOOTER」今夏提供

 ソフトバンク傘下のOpenStreetは、本田技研工業の協力のもと、スクーターのシェアサービス「HELLO SCOOTER(ハロースクーター)」を今夏より提供開始する。東京、埼玉、千葉からサービスを開始し、順次エリアが拡大される予定。利用料金は今後案内される。

サービスロゴ

 HELLO SCOOTERは、エリアを問わず全てのステーションで貸出、返却ができる「ワンウェイトリップ(乗り捨て)方式」のスクーターシェアサービス。専用アプリで、貸出・返却場所となるステーションの検索、予約、決済の一連の手続きができる。街乗りや観光などの利用に加え、配送サービスなどのビジネス向けの利用も可能だという。

サービス展開予定車種、BENLY
GYRO X
GYRO CANOPY

 二輪車は、本田技研工業の技術協力のもと、原付一種スクーターおよび原付三輪の「BENLY(ベンリィ)」、「GYRO(ジャイロ)」が用意され、OpenStreetが開発した通信ユニットが接続される。

 サービスの利用には、原動機付自転車が運転可能な免許証が必要となる。ヘルメットはスクーターに備え付けられており、ユーザーが用意する必要はない。

 同社は、通信ユニットから得られる位置情報や速度などのデータを元に、今後のサービス向上につなげ、MaaS(Mobility as a Service)時代に向けた新しい価値の創出を目指すという。

 同サービスで利用されるスクーターは、7月18日~19日に開催される「SoftBank World 2019」のOpenStreetブースにて展示される。