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PayPay、出金可能な残高「PayPayマネー」を追加。有効期限は一部を除き無期限に
2019年7月10日 19:11
決済サービス「PayPay」の残高の種類が変わる。出金が可能な「PayPayマネー」が新設され、従来の「PayPayライト」などについても、名称や有効期限が変更される。
変更点は大きく分けて3つあり、まず、有効期限がなく出金もできる「PayPayマネー」を追加。こちらは、PayPay社に「Yahoo!マネー」事業が統合される9月30日以降に開始する予定。
2つ目は、残高の名称が変わる。これまでは、銀行口座などからチャージした場合は「PayPayライト」、キャンペーンで付与される残高は「PayPayボーナス」「PayPayボーナスミニ」となっていた。7月29日以降、PayPayライトは「PayPayマネーライト」、PayPayボーナスミニは「PayPayボーナスライト」と呼ばれる。PayPayボーナスの名称は変更されない。
3つ目に、残高の有効期限が変わる。PayPayマネーライト(現・PayPayライト)とPayPayボーナスは無期限となり、PayPayボーナスライト(現・PayPayボーナスミニ)は従来通りの60日間となる。
7月28日までの名称(有効期限) | 7月29日からの名称(有効期限) | 出金機能 | 送る・わりかん機能 |
---|---|---|---|
- | PayPayマネー(無期限) | ○ | ○ |
PayPayライト(5年間) | PayPayマネーライト(無期限) | × | ○ |
PayPayボーナス(2年間) | PayPayボーナス(無期限) | × | × |
PayPayボーナスミニ(60日間) | PayPayボーナスライト(60日間) | × | × |
7月29日以降の4種類の残高の違いを整理すると、銀行口座などからチャージされた残高は、出金できる「PayPayマネー」または出金できない「PayPayマネーライト」。キャンペーンなどで付与された残高は、無期限の「PayPayボーナス」または60日間有効の「PayPayボーナスライト」となる。
なお、出金機能の提供が始まる前に保有していた「PayPayライト」が出金可能な「PayPayマネー」に移行されることはない。開始日以降に新たにチャージされた残高(PayPayマネー)のみが出金可能になる。