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Amazon Fire TV向けに公式YouTubeアプリを配信開始、Prime VideoもChromecastに対応

 アマゾンジャパンは、Amazon Fire TVシリーズ向けに公式のYouTubeアプリの配信を開始した。あわせて、Prime VideoがChromecastに対応することも発表されている。

 今回、日本で販売しているFire TV Stick(第2世代)、Fire TV Stick 4K向けにYouTube公式アプリが配信された。Fire TV(第2世代、第3世代)、Fire TV Stick(第1世代)向けにも、今後数カ月以内に配信される予定。

 YouTube公式アプリは、Fire TVのホーム画面の「マイアプリ&ゲーム」から見つけられる。対応するテレビとFire TV Stick 4Kでは、4K解像度・HDRの映像も最大60fpsで視聴できる。

 Amazon Alexaを通じてコンテンツの検索や再生、早送り、巻き戻しといった操作を音声でも行える。「アレクサ、YouTubeを開いて」「アレクサ、YouTubeで料理の動画を探して」「アレクサ、30秒早送り」といった指示が可能。

 また、Prime VideoのアプリがChromecastに対応し、ChromecastおよびChromecast built-in搭載端末へのキャストにより、Prime Videoの視聴が可能になった。

 GoogleとAmazonはこれまで、ChromecastやFire TVなどのハードウェアや、YouTubeやPrimeビデオの映像配信サービスで競合していた。両社は2017年末から自社サービスを相手のプラットフォームから排除し、Fire TVにおけるYouTubeアプリ提供終了などが行われたが、2019年4月に和解を発表。Googleは、AmazonのFire TVなどにYouTubeアプリを提供すること、Amazonは、Prime VideoアプリにChromecast機能を追加することを予告していた。