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“ツナガリすぎないゼイタク”を1日体験、鎌倉・建長寺で「INFOBAR」イベント
2019年3月20日 17:00
KDDIは、2018年11月に発売した4G LTEケータイ「INFOBAR xv」のコンセプトのひとつである「ツナガリすぎないゼイタク。」を体験できる15名限定のプレミアムイベントを鎌倉・建長寺で開催した。INFOBAR xvユーザー以外も参加可能で、定員に対して3倍ほどの応募があったという。
「ツナガリすぎないゼイタク。」というコンセプトは、スマートフォンやSNSの普及による過剰な“情報摂取”を抑制する、いわゆる「デジタルデトックス」をテーマとしたもの。今回のイベントは、スマートフォンを預けて禅寺で情報過多な社会から離れた1日を過ごすことで、INFOBAR xvのコンセプトを体感できる内容となっていた。
受付でスマートフォンを預けた参加者たちは、イベントの趣旨について説明を受けた後、約1時間の座禅体験を行った。書道体験では写経ではなくINFOBARのカラーバリエーションにちなんだ「錦鯉」の2文字を写したあと、思い思いの言葉を半紙に書いた。
これまでに開催されたファンミーティングとは異なる趣旨や会場のため、緊張感のある静寂に包まれる場面も多かったが、休憩時間や昼食時にはファン同士、あるいはau Design projectの砂原氏、美田氏の両名も交えた会話に花が咲いた。
昼食には、建長寺が発祥とも言われる「けんちん汁」をはじめとした精進料理が振る舞われた。午前中は禅宗の修行体験を通じて静かに心を統一する内容となっていたが、午後は少し趣向を変え、インスタントカメラを使った写真ワークショップが境内で行われた。茶道体験では、お茶菓子としてINFOBAR xvをモチーフとした老舗和菓子店「とらや」特製のようかんが提供された。
初代INFOBARからの15年来のファンから今回のイベントに備えてINFOBAR xvを初めてのINFOBARとして買ったという人まで参加者の層は広く、朝の時点ではスマートフォンが手元に無い状況に少し落ち着かないと笑う参加者もいたが、1日の体験を通じて、情報社会の喧騒から離れた贅沢な時間の流れを味わっていた。