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LINEのスマートディスプレイ「Clova Desk」3月19日発売
2019年3月12日 14:09
LINEは、スマートディスプレイ「Clova Desk」を、3月19日11時に発売する。価格は2万7540円(税込、直販サイトの送料込み)。
2018年6月に開発を表明していた製品。7インチのタッチディスプレイを搭載したことで、クックパッドのレシピの表示や「AbemaTV」(3月中に対応)の再生をサポートする。またWebブラウザは動画再生をサポートすることから、YouTubeなどの再生にも対応する。ホーム画面では天気や時刻、予定を表示。背景で今の天気がひと目で分かるようにした。
また、既存の製品で提供している、Wi-Fiによる家電連携や赤外線リモコン機能などの機能を統合している。赤外線リモコンはプリセットのほか学習機能も備える。
コミュニケーション機能として、ディスプレイを利用し、LNEのスタンプや動画の表示が可能。インカメラによる自撮りやLINEのビデオ通話もサポートした。「LINE」との連携では、個人アカウントに紐付ける場合と、Clova専用アカウントを使用する場合の2通りから選択できる。
LINE MUSICの連携やradiko.jpの聴取など既存の「Clova」のスキルにも基本的に対応する。
ハードウェア面では、既存の製品と比較して、騒音環境での音声認識率を高めたり、動作までの反応速度を早めたりするなど、性能を強化した。赤外線リモコンの端子(送信ポート)は本体の前後に搭載する。
バッテリーを内蔵しており、一時的に場所を変えて利用することも可能。音楽再生で2時間、スタンバイで3時間程度、電源ケーブルなしで利用できる。
3月12日に開催された体験会に登壇したLINE Clova企画室 スマートプロダクトチーム マネージャーの中村浩樹氏は、開発発表から比較的時間をかけたことで、「ユーザーに満足していただける、自信を持って提供できるクオリティになった」と語ったほか、コンセプトは家族向けの「ホームサイネージ+コミュニケーション」と紹介、新機能などを実機のデモンストレーションを交えて紹介し「家の中心、ハブとなるようにしたい」と意気込みを語っている。