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災害時の情報収集手段は? 地域・年代別の違いをモバイル社会研究所が調査
2019年3月11日 16:33
NTTドコモの内部組織であるモバイル社会研究所は、災害発生時の情報収集についての調査を2019年1月に実施した。調査対象は20~79歳の男女、サンプル数は6525人。
レポートによれば、災害時の情報収集手段として全国で最も多かったものはテレビ(29%)、エリアメール(18%)、防災無線(15%)。年代別では、20代のみSNSでの情報収集がテレビの割合を上回った。
地域差に注目すると、東京では年代構成比の違いからかSNSが10%を超えた。西四国ではテレビ、沖縄ではエリアメールの割合が高かった。
北海道ではラジオの割合が20%を超え、全国で最も高かった。2018年に発生した北海道胆振東部地震後の大規模停電により、テレビが見られない状況でも利用できたことがラジオの支持に影響しているのではないかと分析されている。