スマホに保存されている写真は平均770枚、MMD研究所調査

　MMD研究所は、「2019年スマートフォンでの写真撮影、プリントに関するユーザー調査」を日本フォトイメージング協会と共同で実施した。調査期間は1月17日～30日。調査対象は、事前調査で「スマートフォンで月に2～3回以上写真を撮影する」と回答した15歳～69歳の男女800人。

スマートフォンで写真撮影したデータの保存方法（日本フォトイメージング協会×MMD研究所調べ、以下同）

　スマートフォンで撮影した写真データの保存方法を聞いたところ、スマートフォンだけでなく他の場所にも保存している人が最も多く、60.5％だった。27.6％の人はスマートフォンの中だけに保存していた。

　保存場所ごとの平均枚数としては、パソコンや外付けハードディスクが1009.6枚、スマートフォン本体が770.1枚、クラウドが454.2枚、microSDカードが383.8枚だった。

スマートフォン内の写真を整理するのにストレスを感じること

　65.5％の人は「スマートフォン内の写真整理にストレスを感じたことがある」と回答。主に「多くの写真に埋もれてしまって探している写真が見つからない」、「スマートフォンを買い替える時のデータ移動」「古い写真を探したいがいつごろ撮影したか覚えていない」といった理由が挙げられた。

スマートフォン内に保存している写真が消滅してしまった原因

　また、スマートフォンに保存していた写真が消滅した経験のある人は32.4％。内訳としては「誤って削除した」（37.1％）が最多だが、「データを移行しようとしたら消えた」（22.8％）、「どういうわけかスマートフォンが壊れた（起動しなくなった）」（22.4％）といった不慮の事態によるケースも多い。