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「Google+」、個人向けは4月2日で終了

 グーグルは、SNS「Google+」のうち、個人向けサービスの提供を4月2日で終了する。

 Google+は、2011年から同社が提供しているソーシャルネットワークサービス。投稿の共有範囲を柔軟に設定できる「サークル」機能や、趣味などの共通の話題で集まったユーザーが交流できる「コミュニティ」機能を特徴としていた。

 同社は昨年10月、Google+を「2019年8月末までに終了する」と発表。その後、Google+ APIに関連する新たなセキュリティ上の問題が見つかったとして、終了時期の前倒しを予告していた。なお、Google+ APIについては既に終了に向けた準備が開始されており、3月7日に完全停止となる。

 4月2日をもって終了となるのは、Google+の個人向けサービス。同日以降、アカウントの停止やGoogle+アカウント内のコンテンツの削除を順次開始する。同社では、Google+にアップロードしたコンテンツの保存が必要な場合は事前に済ませておくよう呼びかけている。

 なお、G Suiteの一部として提供されているエンタープライズ向けのGoogle+については、当面は提供を継続する。2019年後半を目処に、今後の案内をするとしている。