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OPPO、ロスレス10倍ズーム技術を公開
搭載製品はMWCで発表予定
2019年1月21日 12:48
OPPOは16日、最新技術を披露する「2019 Future Technology Communication Conference」を北京で開催し、今後発売される機種に搭載予定のロスレス10倍ズーム技術を公開した。
ロスレス10倍ズームは、異なる画角と役割を持つ3台のカメラから構成される。3台のカメラはそれぞれ、高画質な標準カメラ、35mm判換算で15.9mm相当の画角となる広角カメラ、159mm相当の望遠カメラとなっている。
これらを連動して動作させることで、それぞれの特性を活かしてズーム範囲全体で画像品質を最適化することができる。標準カメラと望遠カメラには光学式手ぶれ補正(OIS)を搭載する。
また、限られたスペースに望遠レンズを組み込むため、「ペリスコープ(潜望鏡)構造」を採用する。入射光を90度曲げてレンズ群を横方向に配置することで、端末の厚みを抑えながらより大きなレンズを搭載できる。
同社は既にカメラモジュールの量産体制は整っているとしており、2月25日からスペイン・バルセロナで開催されるモバイル関連の展示会「MWC19 Barcelona」(旧称:Mobile World Congress)で、同技術を用いた新製品を披露する。