ニュース

OPPO、「R17 Pro」「AX7」を発表

R17 Proはディスプレイ指紋認証対応

 オッポジャパンは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「R17 Pro」「AX7」を発表した。市場想定価格は、R17 Proが6万9880円、AX7が2万9880円(いずれも税別)。

左から、「R17 Pro」(ミストグラデーション、エメラルドグリーン)、「AX7」(ブルー)

 発売は12月中旬以降で、26日13時から予約を受け付けている。ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマなどの家電量販店や、Amazon.co.jpなどで販売される。MVNOでは、IIJmioや楽天モバイルが取り扱いを表明している。

ディスプレイ指紋認証対応の「R17 Pro」

R17 Pro

 R17 Proは、水滴型の小さなノッチを採用した6.4インチの有機ELディスプレイを搭載、91.5%の画面占有率を達成した。ディスプレイに指紋センサーを内蔵し、画面上の決められた場所に指を置くだけで指紋認証を行える「ディスプレイ指紋認証」に対応する。

 コーニングの強化ガラス「Gorilla Glass 6」によって落下に対する耐久性能を強化。10分で40%の充電が可能な急速充電技術「Super VOOC」にも対応する。

 約1200万画素+2000万画素の「A.I.デュアルカメラ」は、撮影シーンに応じてF1.5、F2.4の2段階で絞り値を変更するオートアパチャー機能や、複数枚の写真を合成することで鮮明な画像を得る「A.I.ウルトラ・クリアエンジン」、光学式手ぶれ補正(OIS)などによって夜景にも対応できるカメラ性能を実現した。

 また、赤外線投射を活用して撮影を行うTOF(Time of Flight)機能を搭載。VRやARのため3D情報の取得に適した撮影方式で、発売後のアップデートでAR計測機能などへの対応を予定する。

 左右で色の異なるグラデーションカラーの「ミストグラデーション」には、手触りの良さを追求した加工を施した。ガラス素材でありながら指紋の付着などが目立ちにくいマット仕上げとしている。

「R17 Pro」の主な仕様

 チップセットはクアルコムのSnapdragon 710。メモリ(RAM)は6GB、ストレージ(ROM)は128GB。ソフトウェアは、Android 8.1をベースとした「Color OS 5.2」。

 バッテリー容量は3700mAhで、急速充電の実現と発熱分散のために1850mAhのバッテリーを2つ搭載する形を採っている。外部端子はUSB Type-C。

 通信方式と対応バンドは、FDD-LTEがバンド1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/32、TD-LTEがバンド34/38/39/40/41、W-CDMAがバンド1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。nanoSIMカードを2枚利用でき、microSDカードには非対応。

 前機種「R15 Pro」の日本仕様は防水とFeliCaに対応していたが、R17 Proは非対応となっている。

 大きさは157.6×74.6×7.9mm。重さは約183g。カラーはミストグラデーション、エメラルドグリーンの2色。

大容量バッテリーの「AX7」、DSDVにも対応

AX7

 AX7も同様に、従来のノッチよりも画面を遮る範囲を狭めた水滴型ノッチを採用。大画面とカメラ機能、電池持ちを重視し、コストパフォーマンスに優れた機種としている。

 4230mAhの大容量バッテリーを搭載することに加えて、AIによって使用していないアプリケーションを効率的に停止させることで電力を節約するバッテリー管理システムも備える。

 アウトカメラは約1300万画素+200万画素、インカメラは約1600万画素。プロのメイクアップアーティストの意見を取り入れて開発された「A.I.ビューティーモード」やARステッカーに対応し、セルフィー需要に応えた。

「AX7」の主な仕様

 チップセットはクアルコムのSnapdragon 450。メモリ(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は64GB。ソフトウェアは、Android 8.1をベースとした「Color OS 5.2」。バッテリー容量は4230mAh。外部端子はmicroUSB。

 通信方式と対応バンドは、FDD-LTEがバンド1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28、TD-LTEがバンド38/39/40/41、W-CDMAがバンド1/2/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz。無線LANはIEEE 802.11b/g/n。nanoSIMカード2枚とmicroSDカードを同時に利用できるトリプルスロット仕様で、DSDVにも対応する。

 大きさは155.9×75.4×8.1mm。重さは約168g。カラーはブルー、ゴールドの2色。

ユウソリューションズと提携、認定修理店を展開

 発表会では、新端末の発表とあわせて、修理サポート体制の強化についても言及された。「スマホ修理工房」を運営するユウソリューションズと業務提携を結び、2019年1月上旬以降、同社の一部店舗をOPPO認定修理店とする。

 認定修理店では、メーカーからの技術指導を受けたスタッフによる、純正部品を使用した修理が受けられる。また、最短で当日の返却も可能としている。

 認定修理店となる店舗は、スマホ修理工房 札幌4丁目プラザ店、仙台フォーラス店、渋谷モディ店、秋葉原店、横浜マルイシティ店、名古屋パルコ店、広島パルコ店、福岡パルコ店、iPhone修理工房 池袋P’パルコ店、大阪梅田 西日本本店。

Amazonで購入