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2018年締めくくりは「ソフトバンク」、通信障害や上場で注目――2018年10月~12月のトップニュース15

 2018年、「ケータイ Watch」を通じて、さまざまなニュースが話題になりました。今回は2018年10月~12月のニュースおよびイベントレポートのうち、ページピュー(PV)トップ15に入った記事をご紹介します。

冬モデル、総務省、そしてソフトバンク

 2018年の秋から冬にかけて、本誌は実にさまざまな話題で賑わいました。ひとつは携帯電話の新モデル。4位に入った「カードケータイ」は、NTTドコモが発売したカード型の携帯電話です。こうしたユニークな端末が登場する背景のひとつは、大手キャリア自身の商品として携帯電話やスマートフォンが販売されてきたことが挙げられます。

カードケータイ

 しかし5位のニュースで触れている総務省の緊急提言案では、通信回線と端末販売の完全分離が提唱されました。政治・行政からの圧力が強まる中で、NTTドコモが来春、値下げを実施することを伝えた記事は8位に入りました。

 総務省での議論はまだ途上ですが、MVNOとの関係や、端末価格など、これまでの国内携帯電話市場を構成してきたさまざまな要素に、大きな影響を与える可能性があります。ちなみに20位には、基地局工事に臨む楽天の三木谷浩史社長の発言を伝える記事がランクインしており、2019年は楽天の参入がどういった変化をもたらすか、さらに目を離せない1年になりそうです

 そうした中で、年末、大きな話題となったのがソフトバンクによる通信障害です。これに関連して、本誌で過去お伝えしたソフトバンクの通信障害の記事までランクアップ。12月19日には、東証一部への上場も果たしたほか、ヤフーとの合弁会社でコード決済を提供するPayPayの100億円還元キャンペーンは大きな話題になるなど、2018年12月はソフトバンク一色と言えるほど、さまざまなニュースが注目を集めました。