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高尾山口駅、登山道や施設をCGのSayaとAIで案内

 NTTドコモは、タッチと音声による操作に対応した多言語AI案内サービス「おしゃべり案内板」を京王線高尾山口駅に設置し、実証実験を行う。期間は12月21日~2019年3月22日。

 高尾山エリアは年間300万人の訪日外国人が訪れるスポット。実験では、インタラクティブな要素を備えた案内板を高尾山口駅の改札横に設置することで、案内スタッフの稼働の削減やインバウンド対応の支援について、効果が検証される。

 「おしゃべり案内板」はドコモのAIエージェント基盤を利用しており、設置場所に応じてキャラクターや対話シナリオのカスタマイズが可能。高尾山口駅では、訪日外国人から多く受ける質問に対応しているほか、高尾山への登山に関する情報の案内が可能になっている。

 なお、「おしゃべり案内板」が一般に利用できる形で公開されるのはこれが初めてとしている。対話を行うキャラクターは3DCGの「Saya」が起用されている。