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ドコモ、「IoT×5G×SDGsパートナー協創プロジェクト」を開始

 NTTドコモは、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参加している1900超のパートナー企業・団体のうち、IoT分野でのパートナーを対象に、新たな事業創出に向けた検討を行う「IoT×5G×SDGsパートナー協創プロジェクト」を12月6日に開始する。

 SDGsとは、国連が掲げる「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2030年までに取り組むべき社会共通の目標として、17のゴールと169のターゲットが設定されている。

 「IoT×5G×SDGsパートナー協創プロジェクト」では、5GやIoTの技術を軸として、業種の垣根を越えたパートナー企業との連携による新たな事業を展開し、SDGsで掲げられている社会課題を解決することを目標とする。

 同プロジェクトは、2019年9月の5Gプレ商用サービスでの実証実験および、2020年の5G商用サービス開始に向けた取り組みの一つ。

 具体的な取り組みとしては、パートナー企業とのワーキンググループを立ち上げ、事業創出や情報共有のためのワークショップイベントなどを行う。富士通、ユニアデックス、エリーパワーを共同幹事企業とする3つのワーキンググループがあり、それぞれ「少子高齢化に従う医療費増加・介護負担の増加」「製造業における労働力不足や技能継承の難しさ」「核家族化、共働き家族増加による安心安全の確保」という社会課題をテーマに活動する。

 ドコモはパートナー企業に対して、検証環境や通信機器の先行提供などを通して活動を支援する。

 プロジェクトの詳細は12月6日13時から、イベント「DOCOMO Open House 2018」内の5Gパートナープログラムゾーンで行われる「IoT×5Gスペシャルセッション」で発表する。