ニュース

総務省とNICT、多言語音声翻訳コンテストを開催

 総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は「多言語音声翻訳コンテスト」を開催する。

 同コンテストは、言語の壁を超えた自由な国際交流を実現するための「グローバルコミュニケーション計画」の一環として実施。多言語音声翻訳コンテストを活用するためのアイデアや、製品・サービスの試作品を募集する。

 アイデア部門は11月13日~12月20日に公式サイトで募集。一次選考通過者は、1月12日に東京都内で開催されるアイデアコンテスト審査会でプレゼンテーションを行い、10件程度の優秀アイデアが選出される。

 試作品部門の詳細は後日発表予定。多言語音声翻訳を使ったアプリ、製品、サービスの試作品を製作し、実際にデモンストレーションを行った上で優秀作品を選定、表彰する。

 コンテストの開催にあたって、NICTが開発した音声認識、翻訳、音声合成機能をAPIで利用できる「サンドボックスサーバー」を開放する。公式サイトから利用申請をすれば、コンテストへの参加有無は問わず利用できる。