ニュース

モトローラ、moto mods対応の「moto z3 play」を10月13日発売

今後もmoto modsの開発は継続

 モトローラ・モビリティ・ジャパンは、国内で販売する新機種として「moto z3 play」を発表した。発売日は10月13日で、同社直販のオンラインストアでは、5万6800円(税抜)で販売される見込み。ほかにもECサイト、家電量販店、MVNO各社で販売される。

moto z3 play

 moto z3 playは、18:9の6.01インチSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、拡張モジュールのmoto modsに対応するモデル。チップセットは、Snapdragon 636(1.8GHz・オクタコア)で、メモリは4GB、ストレージは64GB。2TBまでのmicroSDカードに対応する。

 背面には1200万画素と500万画素デュアルカメラ、前面に800万画素のインカメラを搭載する。カメラの機能として、これまでの機種で搭載されていたプロフェッショナルモード、ポートレートモード、スポットカラー、背景置き換えのカットアウトに対応する。moto z3 playから新たな編集機能として、連写撮影でアニメーションを作ることのできる「シネマグラフ」が搭載された。また、Googleレンズにも対応し、Googleレンズが日本語に対応することで、時期は未定だが利用できるようになる。

シネマグラフ

 モトローラの独自機能である、「Motoディスプレイ」や、「Motoアクション」にも対応する。Motoアクションでは、「カメラ起動」・「LEDライト点灯」・「ワンボタンナビ」・「片手操作切替」・「無音化」・「クイックショートカット」の機能を備える。なお、搭載される指紋センサーをWindowsパソコンのロック解除などに使用できる機能「Motoキー」は非対応となる。

主な仕様

 対応バンドは、4Gが1/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41、3Gが1/2/4/5/8/19(6含む)、GSMが850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz。SIMカードはnanoSIMに対応し、国内の3キャリアの通信に対応する。DSDSに対応するが2枚目のSIMはmicroSDカードと同時に利用できない。

 Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、NFCに対応する。本体側面には指紋センサーを備える。ほかにも加速度計、ジャイロスコープ、コンパス、近接センサー、環境照度センサーを搭載する。

 OSは、Android 8.1を搭載。充電端子はUSB Type-Cで、バッテリーは3000mAh。着脱式のアクセサリー「moto mods」に対応し、これまで発売されたものが利用できる。また、緊急地震速報の受信にも対応する。

 大きさは約76.5×156.5×6.75mm(最薄部)で、重さは約156g。パッケージには18W ターボパワー充電器、USBケーブル、ヘッドセット、USB Type-Cイヤホンジャック変換ケーブルが付属する。カラーはディープインディゴが用意される。

同梱される付属品

moto modsは今後も用意していく

モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長 Danny Adamopoulos氏

 モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長 Danny Adamopoulos(ダニー・アダモポウロス)氏は、モトローラは今年で90周年を迎えることができ、日本では1957年から事業を開始していると紹介した。

 今後のmoto modsについては、さまざまなものを用意しており、ロードマップもあると述べ、今後も引き続き開発を続け、現行のmoto modsも更新や拡張をしていくという。また、市場に合わせたmoto modsを用意していると述べ、ブラジル向けのテレビモッズや米国向けの5G moto modを挙げた。日本においても市場にあわせたものを検討していくと説明した。

 moto modsで5G通信に対応できる、米国向けの5G moto modのような、日本での5Gの取り組みについては、「キャリアの周波数割り当てについて注視したうえで、今後考えていく」と述べた。

展示されていたmoto mods
既に発売されている「moto g6 play」も展示されていた