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「Galaxy Feel2 SC-02L」、5.6インチ有機ELでdocomo with対象

 「Galaxy Feel2 SC-02L」は、サムスン製のAndroid 8.1スマートフォン。docomo with対象機種として、11月中に登場する予定。実質価格は4万2000円程度になる見込み。

ストラップホール付き

 手頃な価格帯の機種をラインナップするdocomo withの中では最高レベルのスペックで、前モデルよりもハイスペック寄りのモデル。

 サムスンがグローバルで展開する「Galaxy A8」(2018年モデル)をベースとしているが、一部スペックや仕様、デザインが異なり、ワンセグ対応(フルセグは非対応)などのNTTドコモ向けの仕様も追加されている。

 グローバルメーカーのモデルとしては珍しく、側面にはストラップホールがある。ストラップホールはベースモデルにも存在しない、NTTドコモ版特別仕様だという。購入キャンペーンとして先着10万名に「かんたんガイドブック」とともに特製ネックストラップがプレゼントされる。

ディスプレイ

 5.6インチの有機ELディスプレイ「Super AMOLED」を搭載。解像度は720×1480ピクセルで、比率は18.5:9。

 前モデルの「Galaxy Feel SC-04J」は16:9ディスプレイだったが、18.5:9ディスプレイになってディスプレイが縦に広がったため、ホームボタンがなくなり、前モデルでホームボタンに内蔵されていた指紋センサーは背面に搭載されている。

カメラ

 カメラは背面のメインカメラが1600万画素でF値1.7、インカメラが1600万画素でF値1.8。とくにインカメラの性能が重視されており、解像度はGalaxy Note9よりも高い。ベースモデルには搭載していないAR絵文字機能を搭載するなど、ソフトウェア面では上位モデルに近い機能が搭載されている。

主な仕様

 プロセッサーはサムスンのExynos 7885で2.2GHzと1.6GHzのオクタコア。システムメモリは4GBで、ストレージは32GB。最大512GBのmicroSDカードを利用できる。前モデルのGalaxy Feelに比べるとプロセッサーのパフォーマンスが向上。発表会の展示デモでは3Dグラフィックゲームを実機で動かして比較していたが、フレームレートが格段に向上していることが体感できた。

 下り最大500Mbpsの通信に対応。3000mAhのバッテリーを内蔵する。

 出荷状態ではAndroid 8.1だが、11月以降にAndroid 9へとアップデートを予定する機種としても挙げられている。サムスン独自のアプリストア「Galaxy Apps」に対応するが、現時点ではゲーム「フォートナイト」はダウンロードできない。Galaxy SシリーズやNoteシリーズのようなBixbyボタンはないが、Bixby自体には対応している。Gear VRには非対応。

 本体サイズは約149×70×8.4mmで重さは約168g。IPX5/8の防水とIPX6Xの防塵に対応。側面が金属フレームで背面がガラスパネルというデザイン構成も上位モデルを踏襲している。本体カラーはフロストホワイト、オパールブラック、オーロラピンクの3色。