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ドコモと東京海上、AIが保険を提案するサービスを2019年上期に提供へ

 NTTドコモと東京海上日動火災保険は、スマートフォンを通じAIが最適な保険を提示するサービスと、保険プロセスのフルデジタル化について、検討を開始した。

 今回の取り組みでは、スマートフォンを通じ、個々のユーザーにおすすめの保険をAIを活用して提示するサービスを2019年上期に開始する予定。この新サービスでは、既存の保険商品の組み合わせだけでなく、ユーザーの状況や予算に合わせた最適な補償内容や保険料の配分を、AIを活用して推奨するとしている。

 また、保険プロセスのフルデジタル化も検討しており、ユーザーはスマートフォンを利用し、保険の加入から保険金の受け取りまで、すべてオンラインで完結できるようになる。これにより、加入から受取まで、いつでも簡単に手続きできるデジタル保険基盤の構築を検討していく。

 両社は2010年に締結した包括業務提携により、すでに「ドコモ ワンタイム保険」などを提供している。