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ドコモの訪日外国人向けSIM、「docomo Wi-Fi」が利用可能に

 NTTドコモは、訪日外国人向けのプリペイドSIMで「docomo Wi-Fi」を利用できるようにするとともに、サービス名称を「Japan Welcome SIM & Wi-Fi」へ変更した。

 今回のサービス拡充は、SIM認証によるWi-Fi接続機能を追加したことで実現したもの。設定要らずで、「docomo Wi-Fi」が利用できるようになった。

 ドコモでは、観光庁の調査結果から、訪日外国人が日本を訪れた際、施設でのWi-Fiを利用時に最も大きな不満が「認証や利用のへの煩雑さ」と説明。「Japan Welcome SIM & Wi-Fi」では、SIM認証により、シームレスにモバイルデータ通信とWi-Fiが切り替わり、より簡単かつ快適に利用できるとアピールしている。

Plan XLが登場

 「Japan Welcome SIM」では、広告閲覧により無料で利用できる「Plan 0」のほか、低速ながら安い「Plan S」(月額1080円、税込/以下同)、高速通信が600MB使える「Plan M」(1836円)、1.2GB使える「Plan L」(2376円)がラインアップされてきた。

 Wi-Fi対応になった今回、サービス名の変更ととともに、2GB分の高速通信が利用できる「Plan XL」が提供されることになった。

 利用料は3024円。利用可能期間は他のプランと同じく15日間だが、9日より20日間へ延長するキャンペーンがスタート。延長キャンペーンの終了時期は定められておらず、終了日の150日前に、サービス案内サイトで告知する。

 128kbpsの低速通信やWi-Fiは、無制限で利用できる。また広告視聴やアンケート回答などでのデータリワードや、購入によるデータ容量の追加も従来プランと同じ形で利用できる。

 「Plan XL」の登場にあわせて、先着999名は1000円割引で利用できるキャンペーンも実施される。サービス案内サイトへ記載されるクーポンコードを使って「Plan XL」を申し込むと適用される。