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Googleアシスタント、2言語の同時利用に対応
2018年9月4日 15:32
グーグルは、音声アシスタント「Googleアシスタント」の新機能として、マルチリンガル機能とルーチン機能を追加したと発表した。これらの新機能は、Googleアシスタントを搭載するスマートスピーカーやスマートフォンなどで順次提供される。
従来、Googleアシスタントは同時に1つの言語しか認識できず、異なる言語で利用するには設定を変更する必要があった。マルチリンガル機能の追加により、異なる言語で交互に話しかけても内容を認識できるようになる。
例えば、日本語と英語を利用する設定の場合、日本語での命令には日本語で、英語での命令には英語でそれぞれ返答する。家庭内で複数の言語が交わされる環境での利用、あるいはGoogleアシスタントの語学利用を想定した機能としている。
開始時点では、マルチリンガル機能に対応する言語は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語の6言語に限られており、この中から2言語まで選択できる。対応言語は今後数カ月かけて拡大する。
ルーチン機能では、100万種類を超えるGoogleアシスタントのアクションを組み合わせたカスタムルーチンを作成することで、複数の動作を1つの命令でまとめて実行できる。既存の「ショートカット」機能に代わるものだが、設定済のショートカットは引き続き利用できる。