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ドコモ、IoT技術で会議室利用に関する実証実験

 NTTドコモは、さまざまなセンサーデバイスを連携させるプラットフォーム「Linking」とデータ分析手法を用いて、会議室の利用実態分析をする実証実験を日本テレビ内の会議室で9月3日から開始する。

 「Linking」は複数のIoTデバイスとスマートフォン上のアプリやサービスを連携させる事ができるプラットフォーム。今回の実証実験ではLinking対応デバイスの「人感センサー」「照度センサー」「開閉センサー」を会議室に設置し、取得した情報をもとに予約情報と利用実態の差分を分析する。

得られたデータから、予約がされていても実際には使用されていない「空予約」や、長時間予約による会議室の未消化実態を明らかにし、利用者に対して是正を促すことで、会議室予約の適正化を目指す。

 同社は実証実験の結果を踏まえ、今年度中の商用化をめざすとしている。実験期間は9月3日~10月31日。