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「VR×ロボット」で小笠原旅行気分をリアルに味わう、KDDIら体験イベント

抽選制のイベント、竹芝で実施

 東京諸島観光連盟小笠原村観光局、Telexistence、竹芝エリアマネジメントは、遠隔旅行体験を通じて、返還50周年を迎える小笠原諸島への観光客を誘致するための取り組み「小笠原村の観光資源の遠隔体験イベント」を企画した。

 体験イベントでは、小笠原に置かれたロボットを使い、通信により遠隔で視覚・聴覚・触覚を体感できるテレイグジスタンスを活用して、小笠原の4つのスポットを竹芝にいながら体感できる。体験者はロボットをVR機器でコントロールして実際に移動もできるため、小笠原にいるかのような体験が可能。体験できるスポットはいずれか1つ。

テレイグジスタンス技術の仕組み
コックピット
ロボット
人とロボットのリンク

 同イベントは、KDDI、Telexistence、JTBがTelexistenceのテレイグジスタンス技術を活用して実施され、東京観光財団の「平成30年度地域資源発掘型実証プログラム事業」の取り組みの一環として行われる。

体験できるスポット。大村海岸
小笠原海洋センター
JA東京島しょ小笠原父島支店直売所
ウェザーステーション展望台

 参加には申し込みが必要で抽選制。応募期間は9月7日までで、実施期間は9月14日~9月27日。16歳以上が対象で、竹芝まちづくりサロンで開催される。