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ため池の水位をIoTセンサーで確認、高松市で実証実験

 STNetは香川県高松市と共同で、IoTを活用しため池の水位を確認するシステムの実証実験を実施する。市内の3カ所程度のため池が対象で、期間は8月下旬から2019年3月31日。

 実験では、水位を計測するセンサーとLPWAなどの送信機をため池に設置。LTEのネットワーク経由でクラウドにデータをアップロードし、高松市の担当者がパソコンなどから水位を確認できるようにする。

 香川県はため池の密度が全国一で、高松市にも約3000カ所のため池が存在しているという。昨今、集中豪雨などの際には、ため池が原因の浸水被害などが懸念されており、こうした被害の未然防止や軽減に向けて、ため池の管理のための「見える化」として取り組んでいく。