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JR東日本など3社、新幹線をネット予約+交通系ICカードで改札通過の新乗車サービス
2018年6月5日 17:23
JR東日本、JR西日本、JR北海道の3社は、インターネットで新幹線のチケットを予約し、交通系ICカードなどで自動改札機をタッチして乗車できる、チケットレスの新たな新幹線ICカード乗車サービスを、2019年度末(2020年3月末)を目標に導入すると発表した。
新しい新幹線ICカード乗車サービスでは、インターネット上の予約サイト「えきねっと」(JR東日本・JR北海道)、または「e5489」(JR西日本)で、専用商品として用意される新幹線の指定席または自由席を予約し、同時に交通系ICカードを登録する。乗車の際には、新幹線の自動改札機に登録した交通系ICカードをタッチすることで改札を通過でき、窓口や券売機に並ばずチケットレスで利用が可能になる。
予約や乗車に利用する「交通系ICカード」には、JR東日本が提供するモバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaも含まれる。
同一列車で同一行程の場合、1回の予約で最大6名までIC乗車サービスを利用可能。複数人で利用する場合は予約の際に人数分の交通系ICカードを登録する。小児の場合もIC乗車サービスを利用できる。
対象の交通系ICカードは、Suica、Kitaca、ICOCAを予定する。対象となる区間は、東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線の全区間の停車駅相互間。
なお、JR東日本が提供している「モバイルSuica特急券」は、この新サービスの開始にあわせて提供を終了する。