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「LG style L-03K」、docomo withで4GBメモリに縦長ディスプレイ

 LG製の「LG style L-03K」は、通常より月々1500円安価に利用できる「docomo with」対象のスマートフォン。Android 8.1を採用する。価格は4万176円、発売は2018年6月下旬を予定している。

 「幅広い年代のユーザーにマッチする端末」をコンセプトに、「style」というブランド名が与えられたミドルクラス端末。従来、docomo with対象機種は性能としては中下位に位置づけられ、値頃感のある価格帯に相応のスペックを備えるものだったが、「LG style」は4GBのメモリと64GBのストレージ、TFT液晶ながらも5.5インチで18:9の縦長ディスプレイを装備。トレンドを捉えたハイエンドに迫る仕様とし、より長く使えるようにした。

 IPX5/IPX8、IP6X等級の防水・防じん対応、MIL規格準拠といった耐久性能をもち、ワンセグ、おサイフケータイ(NFC/FeliCa)、ハイレゾ再生、指紋認証機能を備える。ロック解除時の認証手段としては、docomo with対象機種で唯一、独自の顔認証機能も利用可能。インカメラで顔を写すように手で持ち上げると、ディスプレイがオフでも顔認識処理が行なわれ、ユーザー本人と判断されればロック解除状態でディスプレイがオンになる。2017〜2018年冬春モデルのハイエンド端末V30+ L-01Kにも搭載されている機能で、素早く端末を使い始められる工夫となっている。

 カメラはアウト側が1620万画素で、レンズはF2.2。イン側は800万画素で、明るいF1.9のレンズが採用されている。また、カメラ機能では新たに「フラッシュジャンプカット」機能が追加された。これは、3秒ごとに自動でシャッターを切りアニメーションGIFを生成するもので、ユニークなコマアニメ動画を簡単に作れるもの。最大で20連写、1分間のアニメーションGIFに仕上げられる。その他、2枚の写真を並べて1枚の写真にする「マッチショット」、4枚の写真を並べて1枚の写真を作る「グリッドショット」といったSNS投稿を盛り上げる機能の数々を用意する。

 充電ポートはUSB Type-C。チップセットはSnapdragon 450(1.8GHz駆動のオクタコアCPU)で、バッテリー容量は2890mAh、LTE通信は受信最大262.5Mbps。サイズは高さ約144×幅69×厚さ8.7mm、約146g。ボディカラーはBlack、White、Blueの3色展開で、Blackのみツヤあり塗装、それ以外はツヤ消し塗装となっている。