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Jabra、音声アシスタント対応の完全ワイヤレスイヤホンなど4製品
2018年4月24日 18:01
GNオーディオジャパンは、Jabraブランドのワイヤレスイヤホン「Elite」シリーズ4製品を日本で発売する。
4製品の価格と発売日はそれぞれ異なる。完全ワイヤレス型の「Elite 65t」は5月14日発売で、価格は2万4980円(税別、以下同)。スポーツ向けの完全ワイヤレス型「Elite Active 65t」は6月下旬発売で、価格は2万4880円。ネックバンド型の「Elite 45e」は6月中旬の発売で、価格は1万3880円。「Elite 25e」は5月14日発売で、価格は9980円。
なお、「Elite Active 65t」に関しては、5月中旬よりAmazon.co.jpでの先行販売が予定されている。
Alexa対応の完全ワイヤレス型「Elite 65t」
Elite 65tは、左右独立型完全ワイヤレスイヤホン。Bluetooth 5.0のサポートによって省電力化や通信可能範囲の拡大が図られている。
IP55相当の生活防水仕様で、連続使用時間は最大5時間。付属の充電機能付きケースと組み合わせることで、最大15時間のバッテリー駆動が可能となる。
スマートフォンとペアリングすると「Jabra Sound+」アプリからイコライザー設定が可能で、好みに応じた音質に調整できる。また、Amazon Alexa、Siri、Googleアシスタントといった各社の音声アシスタント機能に対応し、ボタン1つでこれらの機能を呼び出せる。なお、Amazon Alexaに関しては5月末以降に対応予定。
防水性能を強化したスポーツ向け「Elite Active 65t」
「Elite Active 65t」は、「Elite 65t」をベースとしたスポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホン。基本性能はそのままに、表面に特殊コーティングを施すことで使用者が動いても耳から落ちにくいより安定したフィット感を実現したほか、耐汗性も考慮した設計により、ベースモデルよりも高いIP56相当の耐水防塵仕様としている。
また、アプリと連動したトラッキング機能用の加速度センサーを搭載しており、ランニングなどのトレーニング記録を取ることも可能。
通話品質を高めたネックバンド型「Jabra Elite 45e」
「Elite 45e」は、音楽再生時の音質だけでなく通話品質も重視したソフトネックバンド型のイヤホン。業務用ヘッドセットも手がけるGNグループのノウハウを活かした高性能なマイクを搭載し、クリアな音声での通話を可能としている。形状記憶素材の柔軟なワイヤーを採用し、フィット感を高めた。「Elite 65t」と同様に、Amazon Alexa、Siri、Googleアシスタントの3種類の音声アシスタントに対応する。
連続使用時間18時間のエントリーモデル「Jabra Elite 25e」
「Elite 25e」は、Eliteシリーズのエントリーモデルとなるワイヤレスイヤホン。本体構造としては、耳に重さを感じにくいネックバンド型を採用。ネックバンド部に500mAhのバッテリーを搭載し、連続使用時間は最大18時間。Siri、Googleアシスタントの2種類の音声アシスタントに対応する。
「Elite」シリーズの特長
Jabraブランドを擁するGNグループは、コンシューマー向けのオーディオ機器の他に、コールセンターやオフィス向けの製品、あるいは補聴器なども含めた音響機器全般を広く手がけている。こうした生い立ちから、音楽を聴くことだけではなく、通話機能などの“会話”をもう1つの柱としているのが今回発表された「Elite」シリーズの特長。Amazon Alexaとのパートナーシップを含めた音声アシスタントへの対応もこの延長にある。
新製品発表会では、オーディオ性能、マイク性能ともに競合製品であるAppleの「AirPods」よりも優れているとする第三者機関の検証結果を例に挙げ、「Elite」シリーズの性能に自信を見せた。