ニュース
スマホと左右が直接繋がる完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01b」
2018年9月11日 18:57
バリュートレードは、オーディオブランド「AVIOT」から、完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01a」「TE-D01b」「TE-D01c」の3機種とネックバンド型ワイヤレスイヤホン「WE-D01b」を発売する。
TE-D01bはクアルコムの「TrueWireless Stereo Plus」に対応
「TE-D01b」は、振動板にグラフェンを採用した高品位スピーカーユニットをベースに、日本人の音の好みに合わせたチューニングを施し、高音質と解像度を追求した完全ワイヤレスイヤホン。1回の充電で最大9時間の連続再生が可能なことに加えて、専用ケースには850mAhのバッテリーを内蔵する。
クアルコムのオーディオ用チップセット「QCC3026」を採用しており、対応するスマートフォンとの組み合わせであれば、同チップセットに実装されている新機能「TrueWireless Stereo Plus(TWS Plus)」が利用できる。
現在発売されている完全ワイヤレスイヤホンの多くでは、左右どちらかのユニットが親機としてスマートフォンやオーディオプレイヤーとのBluetooth接続を行い、もう片方のユニットが子機となって左右のイヤホン間で通信する方式を採用している。つまり使用者の頭部をまたいで通信するため、左右間の接続にNFMIなどの特殊な通信方式を採用する場合を除いて、接続の安定性が低下しやすいことが従来方式の弱点であった。
一方、TWS Plusに対応する完全ワイヤレスイヤホンは、対応機種との組み合わせであれば、端末から左右のイヤホンそれぞれと直接通信を行う。接続安定性の向上にメリットがあるとともに、省電力化にもつながるとしている。同機能の利用には、接続するスマートフォンがSnapdragon 845以降のチップセットを搭載していることに加え、端末側のソフトウェアの対応が必要となる。
価格は1万4880円(税別、以下同)。カラーはブラック、ガンメタル、ネイビーの3色。発売は11月上旬を予定する。
「TE-D01a」「TE-D01c」「WE-D01b」を同時発表
TWS Plusに対応するTE-D01bのほかに、完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01a」「TE-D01c」、ネックバンド型の「WE-D01b」を同時発表。各機種に共通する特徴として“Japan Tuned”というコンセプトを掲げる。2000時間以上のテストを行い、母音節の多い日本語の性質を考慮しつつ日本人の耳に合う音を追求した。
TE-D01aは、完全ワイヤレスながら1万円を切るエントリーモデル。「片側だけ紛失してしまった」といったトラブルに備え、販売価格の5割~6割程度で左右セットの新品を提供する紛失保証サービスを計画している。また、音質とフィット感を高める「Spinfit」イヤーチップへのアップグレードサービスを500円で提供する。価格は8250円。カラーはブラック、ネイビー、ダークルージュの3色。発売日は9月29日。
TE-D01cは、TE-D01aに近いスペックながら、「完全ワイヤレスイヤホンは大きく耳に合わない」と感じる女性ユーザーの声に応え、小型化によって装着感を高めたモデル。価格は7980円。カラーはブラック、シルバーの2色。発売は9月下旬を予定する。
WE-D01bは、左右のユニットが有線で繋がっているネックバンド型のワイヤレスイヤホン。フラットなトーンバランスとして、ノイズや歪みの少ないサウンドに仕上げた。価格は7250円。カラーはダークメタリックブラウン、シルバー、ローズゴールドの3色。発売日は9月29日。