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クアルコムがIoTデバイスプラットフォームを開発

 米クアルコムは、IoTデバイス向けのプラットフォーム「Qualcomm Vision Intelligence Platform」を発表した。10nmプロセスのチップセット「QCS605」「QCS603」が提供される。

 「Qualcomm Vision Intelligence Platform」は、カメラ処理のソフトウェア、機械学習などのソフト開発キット(SDK)、通信機能、セキュリティ技術を含む、IoTデバイスの開発に役立つプラットフォーム。産業用あるいはコンシューマー向けに、スマートセキュリティカメラやアクションカメラ、ウェアラブルカメラ、360度/180度のVRカメラなどが開発しやすくなる。10nmFinFETプロセスで設計されたIoT向けSoC(System-on-Chip)として「QCS605」「QCS603」がラインアップされる。

 同プラットフォームを活用した製品として、既にリコーやKEDACOMが開発を進めている