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ドコモ、1つの電話番号を「Apple Watch 3」とiPhoneで使える「ワンナンバー」

 NTTドコモは、1つの電話番号をスマートフォンと、携帯電話回線を内蔵するウェアラブルデバイスなどの周辺機器で共有できる「ワンナンバーサービス」を9月22日より提供する。利用料は月額500円(税抜、以下同)で、別途、登録手数料500円がかかる。2018年3月末までに申し込むと180日間、月額利用料が無料になる。

 ワンナンバーサービスは、ドコモの回線で利用する電話番号を、スマートフォンと周辺機器で共有できるサービス。アップルの「Apple Watch Series 3」にあわせて提供されるもので、当初の対応機種もApple Watch Series 3とiPhoneに限られる。ただし今後、eSIMなどによって単独で通信機能を備えるウェアラブルデバイスなどの登場にあわせて、対応機器は拡充される。利用時には、電話がかかってくるとスマートフォンと周辺機器、どちらも鳴動し、どちらか片方で応じる。電話をかける際もどちらの端末でかけてもよく、スマートフォンが手元になくとも周辺機器だけで電話できる。

 利用に当たっては、通話定額の「カケホーダイ」「カケホーダイライト」か、月額980円の「シンプルプラン」、データ通信用の「パケットパック」「シェアオプション」のほか、spモードの契約が必要になる。

 ワンナンバーはドコモのサービスとして提供されるため、スマートフォン側がドコモ回線を利用するMVNOであっても利用できない。